◆お金かけてこだわりのmixを頼みたい
歌い手さんの中には人気が出てきて高みを目指すためにこう考える方も出てくると思います。
今回は有償mix師の中でも優良な方の探し方を、mix師目線でシェアしたいと思います。
◆拡散力も視野に入れよう
お金をかける目的にもよります。広く拡散したいのか、それとも音楽的に追求したいのか。拡散したいなら、同程度の価格帯でサンプルを聴き比べてみて遜色がないなら、フォロワーが多いmix師さんを選んだほうが良いですよね。だいたいのmix師さんは自分が関わった歌ってみたをRTで拡散してくれます。（ちゃんと公開報告すれば。）
単純にフォロワーさんが多い方を選んでも良いですが、ツイッターならmix師さんのツイート内容を少し見てみて、"何気ないmix師さんのツイートにどれだけ反応してる人がいるか"も見ると良いかもしれません。
ツイッターにはフォロー返しによって、フォロワーを増やすという戦略があるため、フォロー＞フォロワーのような構図だと、フォロワーが多い割りにツイートを見てもらえてないという状態になってることがあります。
フォロー＝フォロワーもしくは、フォロー＜フォロワーの方を選んで見ましょう。
◆趣味が合いそうな人
どんな仕事でもそうですが、気が合わない人と仕事をしててもいい作品は作れません。
手抜きまでは行かなくても、楽しくない仕事に対してはちょっと詰めが甘くなってしまう可能性もあります。逆に気が合う人、好きな人ならちょっとくらいわがまま聞いてあげたいなって思いますよね。人間ですから。
音楽的なお話の他にも、趣味や、リアルの面白い話など出来るような仲良しさんだと、きっといい作品が作れると思います。
◆銀座感覚で
1万円以上の方依頼するのもいいと思いますが、技術だけでは3000～4000円の人と変わらなかったりします。
ですが、この方たちは「1万円でやってる」というブランド力があります。（加えて、対応可能な技術が多い傾向があります。）
地元のレストランも銀座のレストランも美味しさはあまり変わりません。
銀座の有名なモンブランを食べたことありましたが、あまり美味しくはありませんでした笑。銀座のモンブランが高いのは、モンブランに土地代が乗っているからです。仕入れ値は変わりません。
銀座のモンブランが美味しく感じるのは、「銀座で食べた」という意識が美味しさを水増ししているのです。心理学でも証明されている効果ですね。行列にならんだラーメンは美味しいとか。
mixも同じで「1万円もかかったんだ！だからすごい！」っていう水増しがあると思います。
"水増し"が良くないと言っているわけではなく、そういう効果もあるということを踏まえて依頼したほうが幸せになれると言うことです。
もちろん資金に余裕があるなら、周りの歌い手さんに対して「1万円のmixをしてもらってる」というアドバンテージができます。さらに、このぐらいな方だと、拡散力も見込めます。
そういうアピール効果を狙わないのなら、3000円のmixを3回頼んだ方が圧倒的お得ですね。
地元の美味しいレストランか、銀座のレストランか悩みどころです。
◆音楽的にこだわりたい
プロに頼んでください。ツイッターでmix師と名乗ってる方はほとんどがアマチュアです。本気で何かを目指してるなら、プロに頼んだほうが良いと思います。
プロフィールに"エンジニア"とか書いてあっても、なんちゃってエンジニアもたくさんいるので、そもそもツイッターで探すのは...どうなの？笑
レコーディングスタジオでぐぐれks☆
普段楽曲を作っている人でも、ボーカル編集の経験が浅かったりすると、てんでダメなんてこともあります。既に公開されているサンプルを良く聞きましょう！
◆おわり
誰に頼むにしても、自分がどういう目的でmixを頼みたいかよくよく考えておくこと。
拡散してほしい。
技術力が高い人がいい。
仲良しさんと楽しく音楽がしたい。
などなど。
せっかく頼むのだから、理想に近づけてくれる人を探したいですね。
